【みよし市立三好中】魅力ある学校づくりの実践
- 公開日
- 2015/01/18
- 更新日
- 2015/01/18
ちょっといい話
三好中学校では、「魅力ある学校づくり」をテーマに、三好中学校区の3つの小学校と連携し様々な活動を行ってきました。中学入学後に生活や学習などへの不安から生じる「中1ギャップ」の問題を少しでも解消するために、生徒会が中心となって企画し、小・中学生の交流を深めてきました。その一部を紹介します。
<中学校説明会>
2年生を中心として各小学校に出向き、小学6年生を対象に中学校生活の紹介を行いました。児童からは様々な質問があり、それに対し中学生が具体的に回答をしました。来年度入学してくる児童たちは、先輩のアドバイスを聞きながら中学校生活に期待を膨らませたことと思います。
<部活動交流会>
三好中学校には10種類の運動部と2種類の文化部があり、どの部活動も熱心に活動しています。同じ部活動でがんばっている小学生を応援したいという気持ちから、小学校で一緒に練習を行いました。楽器の吹き方をアドバイスしたり、一緒にボールを追いかけて汗を流したり、小学生にとっても中学生にとっても、多くのことを学んだ交流会になりました。
<あいさつ運動>
三好中学校では「いつでも どこでも 誰とでも 何度でも」をスローガンに、あいさつに力を入れて取り組んでいます。3つの小学校の児童会と三好中学校の生徒会で会議を行い、活動の流れや目標などの意見交換を行いました。当日は、小学校の校門で担当の小中学生が一緒になって、登校してくる児童にあいさつをしました。中学生がいることに驚きながらも、小学生は大きな声であいさつを返していました。中学に入学してからも、気持ちの良いあいさつを続け、伝統を受け継げることと思います。
<地域貢献活動>
卒業が近づいてきた3年生が、公民館、児童館、公園、神社、小学校などの、今までお世話になった地域の施設の清掃を行いました。小学校では、遊具のペンキ塗りや、部活動の体験会を行い、児童との交流を深めました。どの生徒も笑顔で一生懸命活動を行い、頼もしい先輩の姿がありました。
小学校、中学校が連携して活動することで、小学生は中学校を今までよりも身近に感じることができ、中学入学後の不安のいくつかは和らぐと思います。今後もこのような活動を通して、子どもたちが生き生きと生活できる学校環境を目指して、取り組んでいきたいと思います。