小牧西中学校の３年生は、毎年、総合的な学習の総まとめとして、卒業前にこれまでお世話になってきた地域へ恩返しをしようと、「ちょこっとボランティア（地域貢献活動）」に取り組んでいる。
事前にチラシを作成して地域に配布し、中学生に助けてほしいことを募った上で、依頼があったところに出かけて活動した。今年度も、地域の公園や河川・道路の清掃やゴミ拾い、小学校や保育園での奉仕活動、高齢者のお宅の除草作業など、さまざまな活動に取り組んだ。
＜生徒の感想＞
「僕は川の中を掃除しました。空き缶やペットボトル、おかしの包み紙などいろいろとゴミが落ちていました。たくさんゴミが取れたので、川のために働けたのかなと思います。」　
「活動している最中に、地域の方々に『ありがとう』『助かるよ』などと声をかけていただき、とてもうれしかったです。落ち葉でいっぱいだった公園がとてもきれいになったことで達成感を感じることができました。」
「○○さんの家の庭掃除では、草が多くて、全部を取ることはできなかったけれど、お礼を言われたとき、人のために働いたという達成感がありました。」
「今回のちょボラで、あらためて地域の人々のありがたみが分かりました。公園などをきれいに保つことの大変さを感じました。」
地域から、「今年のちょボラは、いつごろから？」「今度は、○○を頼みたいけどやってもらえる？」といった声も聞かれるようになり、地域に根ざした活動となってきました。