【阿久比町立英比小】 命を大切にする授業
- 公開日
- 2015/02/25
- 更新日
- 2015/02/25
ちょっといい話
本校では,4年生の総合的な学習の時間にテーマ「2分の1成人式をしよう」の一つの取組として命の大切さを学ぶ授業を行っている。講師は,半田市の「NORIKO母乳・みるく相談室」で妊婦の相談やケアを手掛ける助産師中野紀子さん。胎児が成長する様子を「小さくても心があり,母親が喜ぶときには体を動かす。出産は母親だけでなく,胎児も苦しみを乗り越えている」と説明。「全ての人は命懸けで生まれる,かけがえのない存在。家に帰ったらお母さんに『産んでくれてありがとう』と伝えて」と呼びかけた。児童は,赤ちゃん人形を抱いたり,六キロの重りを身に着けて階段を上り下りするなどの妊婦の疑似体験をしたりした。保護者の方にもボランティアとして参加してもらった。児童の感想として,「妊婦さんが生活をするときは,苦労が多いので手伝ってあげたい」「こんなに大切に思われて産んで(育てて)もらえた」などがあり,一人一人がかけがえのない存在であることを認識できた会となった。