モラルBOX日記

【豊橋市立高豊中】携帯電話について学ぶ

公開日
2015/03/09
更新日
2015/03/09

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 携帯電話・スマートフォンに関するアンケートを行ったところ,1年生でも各クラス半数以上の人がどちらかを所持している,または家族と共有して使用しているということが分かった。最近はゲーム機などからでも,インターネットに接続して友達とつながることができる。今では,携帯電話やスマートフォンは生徒にとって,友達とコミュニケーションを取る上で,必要不可欠なものとなっている。
 しかし,「LINE」が原因で起こるトラブルも増えている。人との関わり方が,相手の顔を見て話すという直接的なものでなく,間接的な関わりの場面が多くなってきているので,互いに誤解が生じ,友達とのトラブルへと発展してしまう。
 そこで,中学に入学して間もない時期に,ケータイ安全教室を行った。NTTドコモの方を招いて,実際の事例を基に,携帯電話の使い方やアプリの危険性について学んだ。
 生徒の感想には,「携帯電話は便利だけど,知らない人とつながってしまうため,危険だと感じた。」「勝手に写真を載せないようにしよう。」など,携帯電話の使い方一つで,加害者にも被害者にもなることを知った。どんな時も相手のことを考え言動が大切だと,生徒たちは気付くきっかけとなった。