モラルBOX日記

【一宮市立大和南中】出逢いはいのちを輝かす

公開日
2015/03/12
更新日
2015/03/12

ちょっといい話

 本校では,1小1中の特色を生かし,小学校と中学校が毎年交互に会場となる形で合同講演会を行っています。今年は,大和南中学校が会場となり,癒詩作家として活動されている,伊藤一樹さんをお招きしました。講演テーマは「出逢いの力 言葉の力」。伊藤一樹さんは,ご自身がこれまでの人生の中で様々な人との出逢いを通して,人と人とが結びつくご縁の尊さ,人からかけられる言葉のもつ力の偉大さを実感し,自らも出逢っていく人々に同じ思いを広げていきたいという情熱のもと,紡ぎだされる言葉を,角が無く力強い独特の筆文字で描いて,人々の心を癒すという活動をされています。
 中学生という,なかなか自分に自信がもてず,他人と比べて自分への劣等感をもってしまいがちになる年代を迎えている生徒たちに,「誰にも輝けるものがあること」,「ありのままの自分らしさを認めること」,「短所と長所は裏表の関係なので,プラスの発想で見つめること」など,心に響く素敵なメッセージを,さまざまなエピソードを交えて,伝わりやすく話していただけました。 また実際に,生徒たちの目の前で,一枚の作品を書き上げる書道パフォーマンスも披露して下さり,心に残る講演会となりました。
 伊藤さんが最も大切にされている言葉は「出逢いはいのちを輝かす」。
 この講演会での伊藤さんとの出逢いが,生徒たちにとっても,保護者のみなさまや私たち教職員にとっても,まさにいのちを輝かしていくきっかけになる,そんな1日になったと思います。