本校は、児童数７４名の小規模校です。そこで、全校児童が兄弟姉妹のような温かな人間関係を築くことをねらいとして、縦割り班活動に取り組んでいます。
　先日、「一年生を迎える会」が行われ、縦割り班ごとにさまざまな活動を行いました。地域から親しまれている「うしのけ山」に登ったり、ゲームをしたり、給食を食べたりする活動を通して、上級生が下級生の世話をする場面がたくさん見られました。なかでも、「地域かるた」というゲームでは、６年生は１年生をおんぶし、他の学年の子は手をつないで二人組となって、運動場に広げられた大きなかるたを取り合いました。白熱した中にも、仲よく活動したという満足そうな表情が見られました。会の締めくくりには、本校恒例の「亀山の輪」を作り、みんなの心を一つにつなげることができました。
　今後は、朝の時間での交流、運動会の班対抗リレー、長縄大会などに取り組んでいきます。横のつながり、縦のつながりを大事にして、相手を思いやる心を育てていけるよう、これからも子どもたちの活動を見守っていきたいと思います。