モラルBOX日記

【津島市立神守小】スマートフォンとの付き合い方について考えよう

公開日
2015/06/22
更新日
2015/06/22

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

活動のねらい
 スマートフォンとの付き合い方について考えよう (実施学年 6年生)
児童の実態・授業内容
 スマートフォンの使用について、事前アンケートの結果、自分専用のスマートフォンを持っている児童は20%、家族共用のスマートフォンを使用している児童は75%、1日に2時間以上使用する児童は13%という結果であった。また、児童がスマートフォンを使用する目的で多いものは、「動画を見る」「ゲームをする」「電話をかける」、児童が将来、スマートフォンでやりたいことは、「ゲームをする」「無料通話アプリでやりとりをする」「動画を見る」「音楽を聴く」等であった。スマートフォンを使用する際に気をつけていることについては、「個人情報が流出しないようにする」「ゲームのやりすぎに気をつける」という意見があった。これから先、スマートフォンは、子どもたちの生活の中で大きな役割を果たしていくと考えられる。しかし、その一方で、児童がその影に潜む恐ろしさ、危険を知らないため様々な問題も起きてくると予想される。スマートフォンを扱う時間が長くなると予想される夏休みを前に6年生で情報モラルの授業を行った。
 授業では、まず、スマートフォンの特性を理解させた。次に、NHK 「スマホ・リアル・ストーリー」を視聴した。この映像は、スマートフォンのゲームをしていた子どもが、ゲームのアイテムを手に入れたいがために、課金を続け、高額な料金を請求されるという内容で、児童の身近な問題でもあり、関心が高い様子で視聴していた。その後、主人公のスマートフォンの使い方には、どんな問題があったのか、なぜ、課金を続けてしまったのかについて、話し合いを行った。スマートフォンとうまく付き合うにはどんなルールが必要かということに関しては、「使用する時間を決める」「使用する場所を決め、持ち出さない」「ゲームの際、課金できないように、パスワードを入力しない」「課金しない」「アプリをどんどん入れないようにする」「課金する場合は親に相談する」などたくさんの意見が出された。     
児童の感想
・ スマートフォンは、とても便利なものだけど一歩間違えると大変なことになるので気をつけようと思った。
・ ルールを守って使わなければいけないと思った。
・ 親と決めた約束はきちんと守らなければならないと思った。
・ 自分で止められなくなること(依存症)があるので気をつけたい。

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