【豊田市立挙母小】心温まる 1年生救出事件
- 公開日
- 2015/06/30
- 更新日
- 2015/06/30
ちょっといい話
この出来事は,2年生が毎日書いている一言日記がきっかけでした。この日記を読んだ担任が,6年生の担任に知らせ,内容がくわしく分かりました。
昼放課,6年生の子たちが遊んでいると,ジャングルジムのあたりで,子どもの泣き声と人だかりができていました。周りにいた子が「降りられなくなっているよ!」と叫んでいました。遊具に上ったが,降りられなくなってしまった1年生の子が泣いていました。6年生の子たちが近づき,「体の向きをぼくたちのほうに変えてごらん。」と遊具の下から声を掛けても「こわい!」と泣くばかり。「何かあったら受け止めるよ」と手をひろげて声を掛けます。それを見た1年生の子は,6年生の指示に合わせて降り始めます。「大丈夫。」「ゆっくりでいいよ。」と声を掛けながら自分で降りてくることが出来ました。泣き止んだばかりの顔で「ありがとう。」とお礼を言い,そのまま6年生と一緒に遊びました。
『困っている人がいれば助ける』のは誰もが知っていることですが,それを実践している6年生はすごいです。また,それを教えてくれた2年生の子も,人のよい行いをよく見ていてすばらしいです。日頃からいいことみつけをしている2年生の実践力です。こうして,よいことが広まっていくのだと思います。