【半田市・青山中学校ならわ学園分校】運動会長縄跳び 〜こころ合わせて〜
- 公開日
- 2015/06/30
- 更新日
- 2015/06/30
ちょっといい話
平成27年6月5日(金)に,本校の青山中学校と合同で運動会を行いました。半田運動公園陸上競技場で,分校の生徒も長縄跳びに出場しました。
今年度は,全校生徒17名での参加となりました。例年の練習では,なかなかうまく跳ぶことができず,ふてくされてしまう生徒がでたり,時には言い争いになったりすることがありました。
しかし,今年度は,初めての練習から10回近くの回数を跳ぶことができました。最初からうまく長縄に取り組むことができたのは,中心として生徒たちに声を掛けていた二人3年生(回し手)の存在が大きかったようです。回し始めるときには,「いっせいの〜で」,跳び始めると「い〜ち,にい,・・・」と自分たちで声を出していました。跳んでいる生徒たちも,次第に二人の生徒と一緒に声をそろえて,回数を口に出して跳ぶようになりました。
二人の3年生が声を出してリーダシップを発揮することができたことには,理由があります。それは,キャンプでの体験です。昨年度,全校生徒でトーチトワリングに挑戦しました。10月のキャンプに向け上級生を中心に休み時間や授業の時間も利用して,初めての試みを成功させました。このときの原動力になった当時の3年生をお手本に,今年の3年生も長縄でリーダーシップを発揮することができたのです。
運動会当日は,小雨という状況下でしたが,円陣を組んで臨みました。競技時間の5分間,全員でチャレンジし続けることができました。結果は練習よりも少ない回数でしたが,みんな満足そうな表情を浮かべていました。