【豊橋市立つつじが丘小】きらきらの人になりたいな
- 公開日
- 2015/06/30
- 更新日
- 2015/06/30
ちょっといい話
6月17日水曜日に児童文学作家の今西乃子氏による「いのちの授業」を開催しました。今西さんは,子どもたちに人間の勝手な都合で殺処分されている犬の現状を伝えました。そして、低学年の子どもたちに犬たちを自分勝手な都合で捨ててしまうような「ぼろぼろの人」になりたいか、逆に犬をかわいがり、最後まで面倒をみる「きらきらの人」になりたいかと問いかけていました。多くの子どもたちは、「きらきらの人」になると感想で述べていました。
また、高学年の子どもたちには、「命は幸せになるためのものであること。できることを見つけ、行動して周りを変える人であってほしい。自分も他人も大事にしてほしい。」と、お話してくださいました。子どもたちは、「友達を笑顔にすることは、自分を笑顔にすること」「誰かを救うことは自分を救うこと」に気づくことができたようです。
最後に、虐待を受け、動物愛護センターに収容された後、殺処分寸前で救われた奇跡の犬「未来ちゃん」について紹介されました。その未来ちゃんがその場に登場し、多くの子が体に触れることができました。子どもたちは、今西さんに抱かれた未来ちゃんをなでながら、「助かってよかったね。元気でね。」と声をかけることができました。
「私は犬を飼っているので、かわいがり、最後までしっかりと世話をしたい」「将来、犬を飼ったら、きらきらの人になるようにがんばりたい」など、どの子も命を大切にしようとする気持ちがもてました。