【愛西市立八輪小】思いやりとリーダー性を育てる縦割り班活動
- 公開日
- 2015/07/08
- 更新日
- 2015/07/08
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
八輪小学校は、全校児童115名の小規模校です。本校では、縦割り班活動として1年生から6年生まで全校児童が10班に分かれ、朝の時間(八輪タイム)を使って活動しています。児童会が中心となって、みんなが楽しく活動できる遊びを計画したり、運動会では縦割り種目で競い合ったりと、学年を超えて交流する機会となっています。
1学期は、けいどろ大会や大縄跳び集会など、リーダーが中心となって班ごとに活動に取り組み楽しい時間を過ごしました。特に、大縄跳び集会の「一斉跳び」の種目では、高学年の児童が低学年の子たちを跳びやすい中央にして、「1・2・3・・・・」と大きな声で数えながら跳んでいました。どの班も失敗した子に温かい声を掛けて励ましながら跳んでいたのが印象的でした。また、「通り抜け」の種目では、怖がっている低学年の子の手を取って、一緒に通り抜ける姿にほほえましさを感じました。
もう一つ行っている活動は、縦割り花壇作りです。体育館横の大きな花壇を10のブロックに分けて、1班1ブロックを担当します。事前に話し合って決めた草花を植え付けています。6月に行われた「苗植え」の時には、上級生が、「はじめに植える穴に水を入れて・・・」「ポットを逆さにして、茎はこう持って・・」など、下級生に声を掛け手本を示しながら教えていました。植え終わると水やり当番決めです。朝の15分という短い時間ですが、リーダーは、大変要領よく指示を出し進めていきます。1年生に分かりやすく説明するのは大変ですが、こんなところからも子どもたちの「思いやり」や「やさしさ」、「リーダー性」が育っていくのだと考えています。