【阿久比町立南部小】人権教室「いじめについて考えよう」 〜南部小いじめゼロを目指して〜
- 公開日
- 2015/07/08
- 更新日
- 2015/07/08
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
互いの意見を聞き合い、尊重することで視野を広げ、いじめのない学校にすることをねらって、6月9日に本校で6年生55名を対象に人権教室を開催しました。
阿久比地区の人権擁護委員4人を講師に招き、ワークショップ形式でいじめについて考えました。児童は8グループに分かれて、次のようなステップで進めました。
ステップ1:いじめの原因を一人一人ができるかぎり多く出し合う。
ステップ2:1で出された原因のうち、最も大きいと思う原因を一つに決める。
ステップ3:2で出された原因について対策を考える。
ステップ4:いじめゼロをめざして、宣言を考える。
このようなステップで話し合いを進め、最後にはグループごとに考えた宣言を発表して終わりました。
グループで話し合った最も大きないじめの原因と宣言の一部を紹介します。
★悪口やいたずらが最も大きな原因であると考えたAグループは、「人がいやだと思うことをしない」と宣言をしました。
★いじめる人の差別が最も大きな原因であると考えたBグループは、「親や先生やカウンセラーに相談をし、自分に自信をもつ」ことを宣言しました。
★無視することが最も大きな原因であると考えたCグループは、「どんな人でも無視しないで、みんな仲間だと言う」ことを宣言しました。
人権教室終了後には児童から次のような感想を聞くことができました。
☆いじめにはいろいろな原因があることに気づきました。
☆一人一人が行動することが大切だと思いました。
☆自分だけで考えこむのではなく、先生や親にも相談することを覚えておきたいです。
☆いじめの問題が出たら、みんなでいっしょに考えていきたいです。
この人権教室では、真剣に話し合う姿が見られました。今回のような授業を積み重ね、心豊かな人間関係をめざして、今後も心の教育に取り組んでいきます。