【稲沢市立稲沢西小】親子で学ぶ情報モラル授業
- 公開日
- 2015/08/03
- 更新日
- 2015/08/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
児童の日常の会話から、スマートフォンやゲーム機などを使って、インターネットにつないでいろいろなサイトを見たり、友達とメールやラインを使って情報を交換し合ったりしている実態がうかがえます。会話の内容から、情報モラルの十分な知識がないまま、ネット社会へ入ってしまっている子どもたちに、大きな危険や不安を感じました。
そこで、目の前の子どもたちの実態を把握し、どんな情報モラルに関する内容を伝え、指導していく必要があるのかを検討しました。「ネット社会の歩き方」というネット社会を安全に楽しく過ごすための方法を分かりやすく学べる便利な教材の中から、本校の児童の実態に合った指導項目を選び、編成しました。保護者にも児童の実態を把握してもらい、現状の問題点や危険性を理解してもらうために、学校公開日の授業参観という形で参加していただきました。
情報検索、情報発信、個人情報、ネット依存、ネットショッピングなどに関する内容を分かりやすいアニメーションを見ながら、教師の実体験を交えた話を聞き、児童は楽しみながら、情報モラルについて学習することができました。「自分も気を付けて使わないと、個人情報がもれて怖いと思った」「友達の悪口を書かないように気を付けたい」「家の人と話題にして、家族でルールを決めた」などの感想が出されました。
今回は、6年生のみの実施でしたが、保護者の中には、情報モラルの授業を低学年から実施してほしいという要望があり、今後はさらに実施学年を広げていきたいと考えています。