【豊橋市市立汐田小学校】ゲームをやりすぎないために
- 公開日
- 2015/08/03
- 更新日
- 2015/08/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
ネットゲームなどに熱中すると、ゲームを何よりも優先して自分の意志ではやめられなくなったり、日常生活に支障をきたしてしまったりするネット依存に陥ることがある。夏休みにそのような症状に陥ることがないように、ゲーム依存の問題点や解決策を考えることで、けじめをつけてゲームで遊ぶことができる判断力を育成することをねらいとして、文科省の情報化社会の新たな問題を考えるための児童生徒向けの教材「ネットゲームに夢中になると…」を使って、5年生児童を対象に授業を行った。
子どもたちに1日どのくらいゲームやインターネットをしているのかを聞いてみると、多くの子は1時間未満であったが、4時間以上と答えた子が40人中5人いた。そこで「ゲームに夢中になると…」を視聴し、問題点について話し合った。子どもたちからは「自分で決めた時間を守らない」や「夜遅くまでやりすぎ」という意見が出た。その背景には、レベルを上げたい、相手よりも強くしたいという気持ちにさせるゲームの仕組みがあることにも気づくことができた。その後、ゲームをやりすぎないためにどうすればよいのかを話し合った。「ひまだからやってしまうので、他の楽しいことをやる」「自分で守れる自信がないときは、親の目の届く場所でやる」などの意見が出た。
この授業を実践したことで、インターネットやゲームとの正しい付き合い方を考えるよい機会となった。