モラルBOX日記

【豊橋市教育委員会】令和6年度豊橋市道徳研究部の取り組み

公開日
2024/12/05
更新日
2024/12/05

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)




















豊橋市では、「豊かな心をもち、ともによりよく生きようとする子供を育てる道徳教育~主体的・対話的な関わりを通して、自己の生き方を見つめる授業づくりを目ざして~」をテーマに、3つの視点『①心に響く道徳科の指導法の工夫(道徳的諸価値についての理解をもとに、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方について考えを深められる道徳科の指導方法を工夫する。)』『②主体的に学び、仲間と対話しながら学ぶために教材の開発、教具等の工夫(児童生徒が問題意識をもって授業に参加し、話合いなどを通して、仲間と関わりながら学ぶことができるような教材を発掘したり、教具を開発、活用したりする。)』『③教科横断的な学習活動など、道徳科の授業を要とした道徳教育の充実(道徳科の授業を要として、他の教科・領域との関連を図ったり、家庭や地域との連携に取り組んだりして、児童生徒の道徳性を育む工夫をする。)』をもって、道徳の授業実践に取り組み、授業検討会を重ねてきました。



8月に研究部研究大会を開催しました。本年度より夏季開催になったということもあり、内容も後期に行われる道徳の授業実践について全員で教材研究を行いました。研究発表も小中学校それぞれ行われました。小学校では、事前アンケートや思考ツールを用いて「多様な考え方や感じ方にふれながら自己を見つめ直し,他者とともによりよく生きることについて考えを深めていくことができる子」を目指す子ども像として設定し、子どもの変容から手立ての有効性について学びを深めました。中学校では、「道徳的価値について粘り強く考える生徒」を目ざし、段階を追った単元構想や、話合いのときに行う問い返しの工夫に対する手立ての有効性について協議しました。また、ラウンドスタディ形式の話し合い方法を体験することで、後期からの授業実践に生かしていこうとする意欲を高めました。



 夏季に行われた研究部研究大会で学んだことをもとに、小中学校で10月に授業研究会を開催しました。全員で創り上げた授業について生徒の姿から検討していくことによって、道徳科の授業実践について学びをより深めることができました。




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