【春日井市立篠原小】篠リンピック
- 公開日
- 2015/08/12
- 更新日
- 2015/08/12
ちょっといい話
本校の行事に欠かせない異年齢交流活動の「なかよし班」は、各学年2、3名ずつで構成されます。6年生は、班をまとめ、低学年のお世話役として活躍します。5年生は、リーダー見習い、6年のサポート役。3・4年生は、学校生活のリズムをつかんできたアシスタント役。先輩に成り立ての2年生と小学生に成り立ての1年生というチーム編成です。
「なかよし班」は、1年間を通して計画される朝のレクリエーションを軸として、班員が協力し合いながら、いろいろな行事に取り組みます。その中で、班の活動のスタートとなる大切な行事が、6月に開催される「篠リンピック」です。
「篠リンピック」は、ボールや遊具などを利用した全9種目の競技に「なかよし班」で参加し、班対抗で得点を競い合う行事です。高学年が班員にルールを説明し、作戦を伝授して、引率しながら運動場と体育館の競技場を巡ります。競技終了時には「班員の協力でよい成績を収めることができた」「来年は班長になって高得点で優勝するぞ」「難しい種目もあったけど、お兄さんお姉さんに教えてもらって楽しかった」などの声が毎年聞かれます。
「なかよし班」の活動は、子どもたちに新しい出会いを与え、兄弟姉妹の少ない児童にとっては、新鮮な体験です。また、高学年にとっては、自分たちの計画性とコミュニケーション能力を高めるための絶好の機会です。
学級・学年を超えたこの活動は、「協力の精神」と「人を思いやる温かな心」を育み、篠原っ子たちの「心の成長」につながっています。