【豊橋市立杉山小】 やさしさ育むふれあい班活動
- 公開日
- 2015/08/12
- 更新日
- 2015/08/12
ちょっといい話
本校では,全校を60班に分けた縦割り班で遠足を行っています。上級生が下級生の子の世話をしながら電車に乗り,公園に行きました。駅のホームで高学年の子が低学年の子に「危ないよ。」と声をかけて自分の後ろに立たせたり,電車の中で「揺れたら転ぶよ。」と言って座らせたりと,優しさの感じられる場面をいくつも見ることができました。公園ではみんなが楽しめるようにと「はないちもんめ」や「ポコペン」をし,学年関係なく手をつないで遊んでいました。1年生が「楽しかったね。」と6年生に話しかける姿には,心が温まりました。
また,週に1回の「ふれあいタイム」では,鬼ごっこをしたり「聖徳太子ゲーム」や「文字さがしゲーム」をしたり,6年生は一生懸命にみんなが楽しめるようにと遊びを考えています。1年生の子が「今日は何して遊ぶの。」と,6年生に駆け寄っていく姿を見受けます。このような活動を通して,高学年の子は下級生を思いやる心が,低学年の子は高学年に対する信頼や憧れの気持ちが育まれていると感じます。これからもこの活動を通して,互いの立場や気持ちを考えて行動できる子どもに育ってほしいと願っています。