モラルBOX日記

【西尾市立幡豆小】徳育ゼミナール実施

公開日
2015/08/12
更新日
2015/08/12

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

ねらい
多くのつながりの中で、たくさんの人に支えられ生きていることに、気付かせる。
実態
子どもたちは家族や教師、友達そして地域の方々などと共に生活している。それは、当たり前のこととしてとらえ、支えられ、助けられていることへの自覚は、ほとんどない。
実践 4年 徳育ゼミナール
 本校では、「思いやりのある子」を育てることを重点努力目標の一つにしている。道徳の授業づくりに取り組む中、4年生は西尾青年会議所から講師を迎え、徳育ゼミナールを実施した。まず、「ありがとう」について考えようと投げかけた。続いて「ありがとう」を言った時の気持ちと言われた時の気持ちについて子どもたち各自に考えさせ、発表し合った。その中で子どもたちは、「ありがとう」は感謝の言葉だけでなく、人を幸せにする魔法の言葉であることに気づいていった。そうして「ありがとう」が増えるために何ができるか、グループで話し合わせた。子どもたちは、改めて自分を取り巻く人たちの存在に気づき、「友達が困っていたら助けてあげる」「おじいちゃんが大変そうだから、手伝ってあげる」など、今後自分ができる「ありがとう」につながる「みらいへのやくそく」をいくつか見つけていった。
 4年生は少しずつ、周りの人への感謝の意識を高めている。毎日の帰りの会の「陽だまりタイム」で、「怪我をした時、友達が優しく保健室に連れて行ってくれました」など、幸せ言葉「ありがとう」に関する出来事や友達名を紹介し合っている。

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