モラルBOX日記

【一宮市立木曽川東小】 福祉実践教室〜助け合いの心を〜

公開日
2015/08/24
更新日
2015/08/24

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 6年生が福祉実践教室に参加しました。点字・ガイドヘルプ・車椅子・高齢者体験の4講座から、希望の講座を選び参加しました。初めに、全体会として目の不自由な人が使う様々な道具についての紹介があり、その後各講座に分かれて学習しました。
 点字教室では、自分の名前を制作し伝えたい相手に伝えました。正しく伝わり、みんな嬉しそうにしていました。
 ガイドヘルプ教室では、目隠しをし、手に白杖をもって校内を移動する友達をガイドヘルプしました。できるだけ早く正確に、通り道にあるものを伝えることの難しさを感じていました。また、安心させるように優しく声をかけることが大切であることを学んでいました。
 車椅子教室では、車椅子への乗り降りから気を付けなければいけないことを教わりました。また、少しの段差でも乗っている人のことを考えで向きを変えて移動することを学びました。
 高齢者体験では、手袋やゴーグルだけでなく全身におもりをつけ、腰が伸ばせない状態で、階段の昇り降りや新聞を読むなどの日常の行動を体験しました。いつも何気に行動していることを、高齢者の感覚で体験することができました。子どもたちは、「おじいちゃんのお手伝いをしなくちゃ」「横断歩道でお年寄りの方がいたら、手を引いて渡るようにしたい」などと感想を話していました。
 福祉実践教室で、誰にでも同じようにコミュニケーションをとり、優しく接することが大切であることを学びました。また、困っている人がいたら助けようとする気持ちを高めることができました。