【蒲郡市立三谷中】三河大島清掃から学ぶ
- 公開日
- 2015/08/27
- 更新日
- 2015/08/27
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
6月22日に三谷中学校の全校生徒と全職員、そして地域の多くの方々を交えて毎年恒例の三河大島清掃を行いました。
三河大島は、三谷地区の財産区であり、三谷の大切な財産です。その三河大島をみんなできれいにすることによって、ふるさと三谷を愛する気持ちを育てたいと考えています。それぞれの学年で清掃場所を分担し、多量の流木を中心に拾い集め、海開きの準備を兼ねて行います。集めたゴミを砂浜に掘った大きな穴の中で焼却します。その後、きれいになった砂浜でクラス対抗のサンドアート大会を行いました。自分たちできれいにした砂浜に、それぞれのクラスでデザインをした原画をもとに作品を協力して制作しました。PTAの役員の方々も参加し、和気あいあいと時間が過ぎていきました。できた作品は、一緒に作業をしていただいた地域の方々にも審査をお願いをし、最優秀作品を選出しました。
また、本年度は三河大島を管理する方からヤシの記念植樹をさせていただきました。毎年清掃活動をしていることへの感謝の気持ちとして本年度は、各学年一本ずつ植樹をさせていただきました。
大自然の中で、クラスや学年、先輩や後輩、地域の方々と触れ合いながらの活動で充実した一日を過ごせました。以下は、生徒たちの感想です。
○ 最初、とても汚くて、ゴミもたくさんあって、「こんなところで海水浴する人なんているのかな?」と思うくらい汚れていた海岸が、終わりころにはきれいになっていて、すごく気分が良くなりました。あと、自分たちの場所以外も進んで掃除をし、考動(学年訓の一つ)ができたと思います。
○ 初めての大島清掃を行いました。着いた時はすごく汚くて、木の枝やペットボトル、ビンなど、たくさんゴミが落ちていました。学年、学級で分かれ みんなで分担してきれいにすることができました。自分たちが普通につかっていた大島だけど、知らないところで、地域の人や三谷中の先生、先輩たちがきれいにしてくれていたから、普通にきれいな大島になっていたんだと知ることができました。これからも、今日のような三谷のためになる活動をやりたいです。
○ この大島清掃で、掃除や植樹をすることで、大島を豊かにすることができて良かったです。大島という島は、昔の漁師さんたちが漁場として、とても頼りにしていた島だと聞いています。今でも、地域の人の支えになっている島なので、この島をきれいにし、これから三谷に生まれてくる次の時代の子どもたちに、大島のことを伝えられるといいなと思いました。