【岡崎市立北中】地域に出て、奉仕の精神を発揮しました。
- 公開日
- 2015/09/07
- 更新日
- 2015/09/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
夏休みの8月2日、本校では「クリーンアップ輝多中」と銘打って、全校態勢で地域のボランティア活動を今年も行いました。この活動の目的は「身近な場所を清掃することで、感謝の心を育むとともに、奉仕の体験をする」「活動を通して、地域の人たちと交流を深める」の2点です。全校が学級単位で任された場所に集合し、清掃委員による開会行事を行ってから、約1時間の清掃奉仕活動を実施しました。
学区の方々は、本校の活動に大変な理解とご協力を下さっています。そのことに感謝することはもちろん、活動中に出会った地域の方と話したり、一緒に掃除したりする場面がありました。ある神社では、たまたま地域の方々が先に掃除をしてみえて、声をかけていただき、協力して効率よく活動できました。「暑いのによく頑張っていますねえ。」「若い子がこんなにやってくれると大助かりですよ。」などと話され、さらにお茶まで出していただきました。
係活動や委員会活動もそうですが、やらなくてはならない「義務」の面からのみ仕事の内容をとらえるのは残念です。その仕事内容を通じて、自分の力をみんなのために生かすような「奉仕」の面からもとらえて、だれかとつながっていることを実感するような場にしたいと本校では考えています。愛知県小中学校長会編集による道徳の副読本「明るい人生」の2年生版には、「ぼくにできること」という資料が掲載されています。このお話も、まさにその点を大切にしていると考えられます。図らずも生徒からは「昨年度とは違う場所を担当して、草やゴミなど近所に解決しないといけないことがあると気づいた」「地域の人がもう先に掃除をされていて、一緒にやりたいという気持ちになれました」「やっぱり学級30数名の協力でできることは大きいって思いました」といった感想が出される活動となりました。