モラルBOX日記

【大治町立大治小】ペア学年交流活動を通して

公開日
2015/09/24
更新日
2015/09/24

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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大治小学校では、1・6年、2・5年、3・4年でペア学年を作り、異学年交流活動を行っています。本校では、これまでも1チーム30人ほどの縦割りグループによる異学年交流を行ってきましたが、ペア学年交流では6〜8人ほどの小グループにすることで、より深い関わりができるようにしました。交流活動を通して、互いに良いところを見つけ認め合うことで自分の良さに気づくことができるように取り組んでいます。
ここでは、4年生が事前に牛乳パックでブーメランを作成し、3年生に作り方や遊び方を伝えた活動を紹介します。一緒にミニブーメランを作る場面では、「どこから切ればいいの」「こっちから切ると切りやすいよ」と、教え合う姿が、ブーメランを飛ばして遊ぶ場面では、「上手に飛ばせたね」「ななめに指を向けて飛ばすとよく飛ぶよ」と、4年生が進んで3年生に声をかける姿がたくさん見られました。活動後、3年生は、「4年生がていねいに教えてくれた」「いろいろなブーメランの切り方を知っていた」「自分も4年生になったら、こんな風に教えてあげたい」と感想を書いており、上級生の頼もしさ、活動を楽しく終えることができた喜びを感じていました。また4年生は、「自分の方を見て、しっかり話を聞いてくれた」「ていねいに切っていたから上手にできていた」など、下級生の良さをたくさん見つけていました。これまで学年が近いことで、通学団などでけんかが多かった両学年でしたが、互いの良さを認め合い、なかよく過ごすようになってきました。
 その他のペア学年でも、「ペア活動で、新しい友達が増えたよ」「挨拶してくれてうれしかったよ」「自分では思ってなかったことを、すごいねと言ってもらえた」など、全校に温かい雰囲気が広がりつつあります。これからもこうした活動を大切にしていきたいです。