モラルBOX日記

【瀬戸市立掛川小】 情報モラル授業実践〜オンラインゲームに気をつけよう〜

公開日
2015/10/01
更新日
2015/10/01

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

3・4年生の子どもたちに、オンラインゲームをするときの留意点について授業を行いました。

はじめに、携帯ゲーム機での遊び方について聞いたところ、ほとんどの子がゲーム機を持っており、また、インターネット接続などの「通信機能」を使った体験があるということがわかりました。
近頃では、コンビニやファーストフード店などで無料wi-fiによるインターネット接続サービスが整備され、子どもたちのもつ携帯ゲーム機を主な対象にした、様々なダウンロードサービスが充実してきています。
「手軽にダウンロードできる」…そのことはとても便利ですし、うまく活用すればより楽しく遊べます。しかし、ここには見落としてはいけない点があります。それは、すべてのサービスが無料なわけではなく、「多くのものは有料である」という点です。

 様々なオンラインゲームにおいては、はじめは無料で遊べますが、途中でお金を支払えば、遊びをさらに充実させることができるというものが多いです。そんなときどうすればよいのかということを、子どもたちに考えさせました。あわせて、オンラインゲームに関する未成年者の相談件数や、金銭トラブルの具体的事例の資料を見せて、オンラインゲームでの課金サービスに安易に乗ることの危険性を伝えました。
 授業中には、子どもたちは「あんなに多くのお金を使うまで気付かないなんて、とてもこわい」「ぜったいに自分だけではお金のかかるダウンロードはしない」などの意見を出し合っていました。

 授業の最後には、この学習のまとめとして、以下のことを確認しました。
○携帯ゲーム機からでも、インターネットに接続できてしまう
○ダウンロードサービスは便利で手軽だけど、使い方を間違えると危険である
○お金のかかることは、自分だけで勝手に判断せず、親と一緒に行う

この学習を終えて、日ごろの自分たちの遊びに方に少し気を付け、安全に楽しく遊べるようになってくれることを願っています。

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