【豊田市御蔵小】全校スピーチでコミュニケーション能力を育てる
- 公開日
- 2015/10/01
- 更新日
- 2015/10/01
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は毎週火曜日の朝の活動(さわやかスタディ)において、コミュニケーション能力を育むことを目的としたスピーチ集会を行っています。このスピーチ集会は、全校児童29名が一緒に行う、全校スピーチの形態をとっています。一人の子が全校の前でスピーチをした後、縦割りグループに分かれてその内容について話し合いをします。日ごろから、大勢の人の前で話す機会の少ない本校の児童にとって人前で話す貴重な場となっています。
「集会の進め方」「グループでの話し合い」は高学年の児童が、司会を務めています。「グループの話し合い」では、初めのころ、何を話していいのか分からなかったり、自分の気持ちをうまく伝えられずに困っていたりする1年生の姿も見られました。ところが、司会の高学年の子が低学年の子に分かりやすい言葉を選んで尋ねたり、話し易い雰囲気作りに心掛けたりすることで、1年生の子も話し合いに参加できるようになりました。また、上級生から話し合いの仕方を学び、学級でのスピーチ活動でも意欲的に話したり、友だちに質問したりするなど、子ども同士でスムーズに話し合い活動が進められるようになってきました。
このスピーチ集会は、「話す・聞く力」の育成だけではなく、お互いのことを知る良い機会ともなり、子どもたちはスピーチ集会を楽しみにしています。これからも、相手を意識した話し合いを通して、コミュニケーション能力を育んでいきたいです。