【蒲郡市立西浦小】39(サンキュー)プロジェクト
- 公開日
- 2015/10/01
- 更新日
- 2015/10/01
ちょっといい話
西浦小学校では、「ありがとうの花をさかせよう〜つたえよう つながろう ありがとう」をテーマに、日々、「ありがとう」の言葉を積み重ね、3月9日を1年間の感謝をこめて、「ありがとう」が一年で一番多く飛び交う日にしようと「ありがとうの日」としています。『39プロジェクト』と命名されたこの実践で、最近では、身の回りに自然と「ありがとう」の言葉があふれるようになってきました。当たり前のように交わされる「ありがとう」の言葉が、子どもたちの心をほかほかさせています。
昨年度、3年生から始まったこの活動が、全校に広がり、新たな展開を見せています。一緒に運動会の組み体操に取り組んだ4〜6年生で、他学年に向けた感謝のありがとうが「サンキューメッセージ」として交わされました。
『39プロジェクト』では、毎日、帰りの会での「今日のありがとう」の発表をしています。たくさんの子が立って、ありがとうの気持ちを伝えます。「掃除の時にやり方が分からなくて困っていたら、□□君が教えてくれました。□□君、ありがとう。」「今日、私が自由帳をかいていたら、○○さんが上手だねとほめてくれました。○○さん、ありがとう。」みんなの拍手が教室を包みます。「帰る時に、ありがとうが教室にあふれていて、気持ちよく帰ることができる。」という声が聞かれます。また、毎月書く「サンキューメッセージ」では、「人にありがとうと言われて嬉しい。」と多くの子が書いています。
昨年度の実践から、本年度、全校に広がった『39プロジェクト』です。日々さりげなく交わされる「ありがとう」の言葉が、子どもたちの思いやりの心を育てることにもつながってくれることを願っています。