【大府市立共長小】ケータイ・スマホやパソコンを安心・安全に使うために
- 公開日
- 2015/10/14
- 更新日
- 2015/10/14
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
6年生のある学級の調査では,自分専用のスマホ・ケータイ電話をもっている児童は半数を超え,ゲーム機,音楽プレーヤー,タブレット端末を含めると90%以上の児童が自分専用の機器でインターネットに接続できる環境にありました。児童が自分自身の判断でインターネットを利用することが当たり前に行われていますが,反面,インターネットのもたらす問題点について十分に理解されていないことも明らかになりました。
そこで,6年生児童を対象に,総務省,文部科学省,通信関係団体等が連携して行っている「インターネットの安全・安心利用に向けた啓発のための講座e-ネットキャラバン」を実施しました。当日は,民間の通信会社から講師を招いて,インターネットの過剰な利用による依存症,ネットいじめや詐欺,個人情報の保護など,幅広くインターネットの利用による問題点を,実例を織り交ぜながらお話していただきました。
受講後の児童の感想には,「身近なものなので,今まで普通に使っていたけど,今日学んでインターネットが恐ろしいということを改めて知りました。家では,親にインターネットの話を出すと,すぐに『ダメ!』という返事が返ってくるけど,その理由が分かりました。」「私は,携帯電話のほかに、スマホ,ゲーム機などを持っています。スマホをインターネットにつなぎ,よく動画やラインゲームなどをよくやっています。どれくらい請求が来ているかは知りませんが,少し多めに来ていると思います。これからは,家族ときちんとルールを決めて,依存症にならないように気をつけてやっていきたいです。」とありました。
インターネットが便利である反面,危険な面もあることが分かり,家族と一緒に使い方を考えていきたいという感想が多く見られました。今後は保護者を含めて啓発活動を行っていくことが重要であると考えられます。