【豊川市立御津中】自己をみつめる活動
- 公開日
- 2015/10/26
- 更新日
- 2015/10/26
ちょっといい話
御津中学校では、2年生になると「自己をみつめる活動」という宿泊行事を行います。この行事は、これまでさまざまな人(家族・仲間)に支えられて生きてきたということを知り、感謝の気持ちをもつことが目的です。
1日目は三ヶ日に行き、事前に保護者にお願いをしてあった「家族からの手紙」を読み、返事を書きます。薄暗い静かな部屋で、自分のことを大切にしてくれている人からの温かい言葉や、様々な思いを受け取ります。返事を書いているときに涙する生徒もいます。
2日目は宿泊施設から学校まで、小グループを作り、歩いて帰ります。年度によってコースが違いますが、昨年度は45Kmを歩きました。「もう歩けない」という仲間をグループの全員で励まし、荷物を持ち、背中をさすっている様子は、胸が熱くなる光景です。ゴールするまでに、思いやりにあふれた優しい言葉や行動がいたるところであふれる一日となります。ゴールした生徒は、家の人たちが作ってくれた暖かい豚汁を飲みながら、冷えた体を温めます。大きな達成感を得られ、それが自信となり、それ以後の学校生活のさらなる活気につながります。学校生活の中核を担う2年生が決意を新たにする学校行事です。一生忘れられない御津中学校の大切な行事です。