モラルBOX日記

【豊田市立東山小】ノンバーバルコミュニケーションの授業を通して

公開日
2015/10/26
更新日
2015/10/26

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 高学年(5年生)の情報モラル学習として、メールの正しい使い方や相手と直接会って話すことの大切さについて学びました。
 5年生にもなると、携帯電話のメールやDSの通信メールなどを通して、頻繁に友人とやりとりをする機会が増えるようです。そこで、文字だけで相手に伝えると勘違いしやすく、トラブルになる可能性があること、一方で、直接会って表情や口調などを交えた会話は、メールだけの印象とは違い、相手に気持ちが伝わり、より良い人間関係が築きやすいことを学びました。
 授業では、人は言葉(メールや会話)の印象よりも言葉以外の非言語的な要素による印象が9割を占めているというアルバート・メラビアン博士のグラフを提示し、相手に、自分の思いを正確に伝えるには、相手に会って話すことが大切だということを学びました。
 その後、メールやラインなど、文字だけによるコミュニケーションの危険性を知り、学校や家庭で、携帯電話やゲーム機の使い方や約束の見直しをしました。
 情報機器の利点と欠点を知った上で、正しく安全に使用し、また、人間関係においては、積極的に相手と向かい合ってより良い関係を作ってほしいものです。