モラルBOX日記

【稲沢市立大里中】里中乱舞

公開日
2015/11/18
更新日
2015/11/18

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 里中乱舞は、平成12年度の3年生を送る会で北海道稚内南中学校がつくった「南中ソーラン(よさこいソーラン)」を本校2年生が踊ったことが始まりである。それから3年後には、現在の原形となる「里中乱舞」が完成し、大里中学校のよき伝統として先輩から後輩へと脈々と受け継がれている。
 生徒が里中乱舞に取り組むのは、2年生の学校祭後からである。学校祭での里中乱舞引き継ぎ式で、生徒は伝統の重みを感じ、里中乱舞の活動が始まることを自覚する。
 3年生に進級した4月には、入学式やPTA総会で披露する。里中乱舞は単に先輩から受け継いだものを模倣するのでなく、毎年、一部分に新しくアレンジした踊りを取り入れるということが暗黙のルールとなっている。
 そして、1年間の活動のまとめとして8月に名古屋市で開催される「にっぽんど真ん中まつり」に参加し、中学生らしい迫力のある踊りを披露している。
 里中乱舞は大里中学校に欠かせないものであり、保護者や地域の方も発表の場をとても楽しみにしている。先輩から後輩へ伝統を継承し、学年の仲間同士で主体的・創造的に取り組む活動は、自己の生き方を振り返ったり、今後の生き方を考えたりするために、とてもよい機会となっている。