【刈谷市立平成小】 自分のいいところを見つけよう
- 公開日
- 2015/12/03
- 更新日
- 2015/12/03
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年10月の授業参観で全学級で、子どもたちの豊かな心を育んでいくことを目指して、授業公開をしています。ここでは、3年生で行われた「自分のいいところを見つけよう」の様子をお知らせします。
この授業では、日頃意識しない自分の長所について、友達に伝えてもらうことで自分のよさに気付き、自己肯定感を高めていくことをねらいました。
「活動1」は、『☆いくつ?』というタイトルで、「おもしろい人」「元気がある人」「じっくり考えられる人」などの10項目の質問に対して、自分がどれに当てはまるかを質問用紙にチェックしました。その後、その質問用紙をグループ内で回覧し、友達はその子をどう見ているか、同じ項目でチェックしてもらいました。手元に戻ってきた用紙を見た子どもからは、「みんなから見た自分と、自分から見たのとは違っていました」「自分では優しいと思っていなかったけれど、『やさしい』の☆がいっぱい塗ってあってよかったです」という感想が聞かれました。このように、自分の長所について友達に伝えてもらって気付くことができました。
「活動2」では、『そうだねゲーム』を行いました。これは、教師が作った例文を、グループ内の一人が言い、それに対して他のメンバーが「そうだね」「うんうん」と、相づちをうちながら肯定的に話を聞くゲームです。この活動を行ったことで、互いに意見を言いやすい雰囲気が自然に生まれてきました。
そして、この雰囲気の中、「活動3」として、グループ内で友達のいいところを具体的に伝え合うことを行いました。子どもは、「いいところを言ってもらえて、嬉しくて、いっぱいありがとうと言いたくなりました」「友達のいいところを言うと、いい気分になりました」「いいところを言ったら、嬉しそうな顔をしていたので自分も嬉しかったです」という感想が聞かれました。このように、授業を通して子どもは、自分のいいところを言ってもらうことだけでなく、友達に言ってあげることにも喜びを感じることができました。