モラルBOX日記

【田原市立若戸小】 みんな笑顔に〜幸せの脳科学〜

公開日
2015/12/02
更新日
2015/12/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

「みんなの毎日が笑顔でいっぱいになるように」という願いをこめて、ハートマッスルジムから桑原規歌先生をお迎えし、学校保健委員会を開催しました。
 桑原先生の講演の前に健康委員会の子どもたちが「言われてうれしい言葉」と「言われて悲しい言葉」を発表しました。日頃子どもたちが何気なく使っている言葉が、周りの人の心を優しくしたり傷つけたりしていることが分かりました。
そして、桑原先生の講演がスタートです。前半は、全校児童と保護者、教員が対象でした。クイズやゲームを取り入れながら、「言葉が脳の動きを変える」ことを教えていただきました。「自分や友だちのいいところをさがすぞ!」と思っていると、脳は「たくさんのすてきなものを見つけよう」と働いてくれるのです。反対に、人の悪口やぐちばかり言っていると、自分が言った言葉は自分の耳と脳が聞いているので、心が満たされないどころかますますイライラしてしまうのだそうです。「ぼくはこれから自分が言われていやな言葉は友だちに言わないようにしようと思いました。」「今日先生に教えてもらったみたいに、優しい言い方を考えていこう!と決めました」等、子どもたちは前向きに捉え、日々の生活に生かしていこうという気持ちをもつことができました。
後半は、保護者と教員対象に「ほめる」と「しかる」の脳科学について教えていただきました。どんな言葉かけをしたら子どもたちに生きる力が生まれるのか、たいへん分かりやすく話していただきました。保護者の方からは「否定的な言い方をしないように、今日から気をつけていきたいと思います。」「もっと子どもを認めたり、可能性を伸ばしたりしていけるように心がけていきたいです。」等、早速変わっていきたいというご意見をたくさんいただきました。
桑原先生のお話を伺って、大人も子どもも前向きに明るくがんばろう!という気持ちをもつことができました。