【豊橋市立西郷小】気持ちを込めてありがとう(命の講演会)
- 公開日
- 2015/12/03
- 更新日
- 2015/12/03
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
6月13日(土),「西郷・学校いのちの日」に,朝倉三恵さん(豊橋市民センター長)を講師にお迎えし,『命の講演会』を行いました。
朝倉さんには,二歳で小児がんを発症し,七歳で天国へ旅立った長男の将(まさし)くんがいました。「命を大切にして過ごしていますか。生きていると,辛いことや悲しいことがいっぱいあります。でも,あきらめずにがんばることを子どもから学びました。」と語り始めました。
抗がん剤治療による下痢や嘔吐で体調が悪くても学校へ行きたいと言い,がんばっていたことや治療で抜けた髪の毛のことでからかわれたこと,病院の売店で聞こえてきた将くんに対する心無い言葉など,将くんとの日々を通して,命について考えるお話をしていただきました。将くんの最期の言葉は,「お母さん,大好き,ありがとう。」でした。どんな時でも『ありがとう』を忘れない心や,あきらめない姿,そして感謝する気持ちをもつことなど,子どもたちの心に強く伝わってくるお話でした。
最期に,「いつまでも健康でいること,自分自身を大切にして,笑顔いっぱいで過ごしてください。」と,子どもたちに呼びかけてくださいました。