モラルBOX日記

【尾張旭市立白鳳小】スマホ・ケータイ安全教室

公開日
2015/12/22
更新日
2015/12/22

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

児童が携帯電話やパソコンのインターネット上のトラブルや犯罪に巻き込まれる事案が多数発生しており、その有効な対策を講じるためには、学校と家庭が情報モラル向上にむけて、ともに取り組むことが必要不可欠となります。
 そこで、本校では、「情報モラル向上」をテーマに「スマホ・ケータイ安全教室」を6年生の児童、保護者を対象に12月11日(金)に開催しました。
 まず、個人情報の取り扱いについて学習しました。子どもたちも個人情報をインターネットで流してはいけないことはよく分かっています。しかし、個人情報とは思っていない「小さな情報(例:学年・誕生月・血液型・趣味・通っている塾など)」を重ね合わせていくことで、個人が特定できてしまうことがあることを学びました。
 次に、インターネットでのやりとりについて学習しました。驚いたことに、インターネットを通じて、知らない人とやりとりをしたことがある児童がたくさんいました。インターネットでは、相手が見えません。その人が本当のことを言っているか見分けることはとても難しいです。知り合った人とは、絶対に直接会わないことを確認しました。
 最後に、コミュニケーションアプリを使ったやりとりでよく起きているトラブルについて教えてもらいました。文字だけでのやりとりでは、送った側の意図が正しく伝わらないことがあります。短い時間で、短い言葉で、やりとりすることで、さらにそういったトラブルは増えていきます。言葉を伝える時には、相手の気持ちを思いやることの大切さを学びました。
 子どもたちからは、「悪いことを企んでいる人が、小学生になりすますこともできるので、絶対に会いません。」「アプリだけじゃなく、直接話をしていきたいです。」といった声が聞かれました。
 これから中学校へ進学するにあたって、携帯電話やスマートフォンに関心のある児童も多く、児童にとっても保護者にとっても有効なものとなりました。