【蟹江町立蟹江小】人権週間の講話より
- 公開日
- 2016/01/07
- 更新日
- 2016/01/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
12月9日(水)に5年生を対象に、蟹江町人権擁護委員の3名をお招きして、人権に関するお話を聞きました。
代表してお話をされた木全さんからは、人権とは「人が幸せに生きる権利」であり、その権利を友だちから奪うことがあってはならないと言われました。また、いじめとは、友だちを叩いたり、無視したり、傷つくような言葉を発したりするなど事例をあげて、わかりやすく説明してもらいました。その後、木全さんから「一度や二度なら我慢はできるけど、これが、何回も何日も続くと心が折れてしまい、みんな、立ち直れなくなってしまう。これは、大人でも子どもでも同じだよ」と言われた時、児童は自分のこれまでの生活を振り返りながら真剣に考えている様子が見られました。そして、いじめを減らす一つの例として「褒められたり優しくされたりするとみんなうれしいよね。教室でたくさんの言葉がけをして、明るい5年生になっていきましょう」というアドバイスもいただきました。
最後に、「相手の心を想像しながら、自分の心を動かして行動に移すことが、みんな一人一人の幸せにつながるんだよ」と締めくくられました。
とてもわかりやすい内容の講話であったため、子どもたちは安らかな気持ちで教室に戻っていきました。4月から最上級生となる子どもたちの心の変化に多いに期待したいと思っています。