【稲沢市立長岡小】「安心、安全に正しく使おう」
- 公開日
- 2016/01/07
- 更新日
- 2016/01/07
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年の急激な情報通信技術の進展に伴い、インターネットや携帯電話は、日常生活に欠かせないコミュニケーション手段となった。児童にとっては、いつか必ず持つようになり、便利で楽しい物である。しかし、使い方を間違えると、危険でトラブルに巻き込まれてしまうこともある。そこで、10月29日、5・6年生とその保護者を対象にインターネットや携帯電話などの使い方、対処法について「e−ネットキャラバン(e−ネット安心講座)」出前講座を行った。
児童たちが学んだことは、「自分を止められなくなる使い過ぎ依存症に注意すること。」「ネットいじめ、悪質な書き込みをしないこと。」「誘い出し、なりすましに注意すること。」「個人情報を載せないこと。」「お金や物でだまされないこと。」「著作権、肖像権に注意すること。」「チェーンメール、迷惑メールに関わらないこと。」という内容であった。また、使い過ぎによって、時間やお金がかかったり、見てはいけないサイトに繋がってしまうこと。通信記録が残るので誰が書いたかが必ず分かり、『冗談でした』では通用しないこと。スマホのカメラによって場所が特定されることなどの危険性や、「人助けだよ、呪われるぞ、幸せになるよ」と書かれたメールは、無視をして、人に回したり、返信したりしないで、受信ブロックをするとよいといった対処法についても知ることができた。
講座を終えた児童の感想には「言葉で直接伝えるより、言葉をメールで伝える方が相手を傷つけてしまうことがあることが印象に残りました。インターネットは、使い方を間違えると恐ろしいものになると思いました。心配なことが起きたら、親に相談した方がいいと思いました」と書かれていて、危険性について考えることができたようだ。
これからは、周りの人のことを考えて、自転車の運転中や歩行中、電車やバスの優先席近く、公共施設等では使用しない、許可なく充電をしないといったルールやマナーを守ること。安心、安全に活用するために、おうちの人や友だちとルールを決め、誘惑に負けないで、困ったときはおうちの人や先生に相談したり、文章を書くときには書くことに責任をもったり、使わない時間や場所を決めたりすることが大事だと気付くことができた。