【高浜市立港小】「スマホ・ケータイ安全教室」の開催 〜安心・安全な生活のために〜
- 公開日
- 2016/02/01
- 更新日
- 2016/02/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
現在、本校では、携帯端末に係る大きなトラブルは発生していません。しかし、学年が上がるにつれて、行動範囲や交友関係も広がり、トラブルに巻き込まれる危険性が高まってきます。12月に行った調査では、4年生から6年生の携帯電話(スマートフォンを含む)を持っている子どもの割合は、7月の調査結果より増加し、半数以上となりました。その子どもたちの多くが、「友達との電話やメールに使用している」と回答をしています。これまでは、「家族との連絡に使う」という子どもが多かったのに対して大きな変化です。これから、ますますその傾向が強くなることが想定され、トラブル防止対策は急務です。
本校では、12月2日に(水)に、6年生児童を対象として、「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。電気通信事業者を講師として招聘し、中学校へ進学する前に改めて安全な使用方法について学びました。友達同士のソーシャル・ネットワーキング・サービスへの書き込みの具体例を示し、「あなたならどのように返事をしますか」「どのような気持ちになりますか」と実際の場面を想定した問いかけに、子どもたちは真剣に考えていました。そして、何気なく書き込んだ一言が、人間関係を壊してしまうことを再認識しました。また、これは携帯電話に限った問題ではなく、インターネットに接続できる機能が備わったゲーム機を含め、携帯端末全てで起こりうる問題であることを認識した子どもは、自分の身近な問題として捉え、使い方を見直すことができました。
他学年においても、担任より携帯電話やスマートフォン、ゲーム機の使い方について学級指導を行いました。全校への発信として、学校通信「らんどせる」で、「スマホ・ケータイ安全教室」の内容を紹介し、保護者への啓発を行いました。