モラルBOX日記

【岡崎市立山中小】スマホ教室

公開日
2016/03/04
更新日
2016/03/04

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 7月に3〜6年を対象に「スマホ教室」を実施した。外部講師を招き,実際に小学生が被害にあった事例を基に,具体的に紹介してもらった。
 3・4年生には,スマートフォンやタブレット端末のゲームアプリでのトラブルについて話してもらった。事前にアンケート調査をし,スマートフォンやタブレット端末のゲームアプリをやったことがあるか調査をした。結果は「ゲームをしたことがある」が92.5%と非常に多かった。講師の方にはアイテム課金の怖さを具体的に紹介してもらった。今まで被害報告にあった事例の最高額を教えてもらい、子どもたちは非常に驚いていた。こういった被害に自分が遭わないためにはどうすればよいか考えてもらった。
 5・6年生には,SNSの落とし穴についての「自衛」を紹介してもらった。SNSの利用者は2%と少なかった。簡単に利用できるが,その裏には落とし穴が潜んでいる怖さを感じることができた。また,安易に個人情報をインターネットに載せてしまうと,悪用されるだけでなく自分では完全に削除できないことも知ることができた。
 「スマホ教室」後の子どもの反応は,「スマホに人間が振り回されないように気を付けたい。」「便利になった反面、使い方を誤ると取り返しのつかないことになる」という声があった。
 専門講師の方による指導は,新鮮で子どもたちも真剣に取り組むことができた。今後も、子どもの実態に合った情報モラルの授業に取り組み,機会があれば外部講師を招くなどの取組もしていきたい。