【尾張旭市立東栄小】そんなことがあったんだね
- 公開日
- 2016/03/17
- 更新日
- 2016/03/17
ちょっといい話
以前、地域の方からお電話をいただきました。内容は、まだ暑さの残る頃、おばあさんが道で苦しそうにしゃがんでいたところを、通りがかりの小学生が声を掛けてくれたとのこと。その男の子は「大丈夫?僕の水筒、もう空っぽだからお水をくんで来るね。」と言い、近くの公園なのか、水道の水をコップに入れて持ってきてくれたそうです。そのおばあさんは、通りがかった大人の人に家まで送り届けられ、大事に至らなかったということでした。おばあさんは、とても感謝してくださり、学校に知らせてくれたのです。
登校中にも、こんなことがありました。1年生がランドセルや手提げ袋が重くて歩くことを嫌がっていると、高学年の児童が荷物を持ってくれたり、手をつないでくれたりしながら、何とか学校まで連れてきてくれていました。それを何日も続けていたそうです。集合場所で気分が悪くなった低学年の児童を高学年の児童が背負って学校まで連れてきてくれることもありました。荷物はみんなで手分けして運んでくれました。
先日、児童会主催の「6年生を送る会」を行いました。1年生の児童からは「学校まで連れてきてくれてありがとう。」「けがをしたときに保健室まで連れて行ってくれてうれしかった。」など、6年生との関わりの中でうれしかったことがたくさん語られました。
授業の時とは違った顔が見え隠れします。そんなことがあったんだねと、改めて思うこともあります。こんなちょっといい話があちこちで聞かれると、潤いのあるほっこりした毎日が送れそうです。