【岡崎市立矢作中】そのつながりは本物?
- 公開日
- 2016/03/09
- 更新日
- 2016/03/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、スマートフォンの使い方によるさまざまな人間関係の問題が起きています。また、スマートフォンの使い過ぎによる生活リズムの変化によって、健康にも大きな影響を与えられています。そこで、道徳の時間を利用し、全校で情報モラルの授業に取り組みました。タイトルは、「そのつながりは本物?」です。
生徒と同じ中学生を主人公に、中学生がどのような思いでスマートフォンを手に入れ、使っていくのかということを学びます。そして、その使い方の失敗例を取り上げ、なぜそのようになってしまったのかを考えることができます。特に、SNSのやり取りについて学ぶことができます。初めはおもちゃ感覚で時間を忘れて友達と利用します。何かのきっかけで言葉による誤解が生じ、正しい内容が伝わらないまま悪口が行き交うようになります。気付くと、周りの友達からグループを外され、「いじめ」といわれるものに発展していきます。
生徒は「自分も(スマートフォンを)欲しいと思っていたけど、少し考えさせられる内容だった。」「とても便利な道具だけれど、使い方を間違えるととても怖いものだと分かった。」「友達とは直接顔を見て話をするべきだと感じた。」「ボタン一つで相手を見ることもなく簡単に傷つけられる。それは相手を傷つけていることにも気付かない。すごく怖いこと。」など、さまざまな意見を得ることができました。
その他にも、保護者会の際には必ず情報モラルに関するプリントを用いて、保護者の方にも協力を得られるような体制をとっています。