【豊田市立広川台小】共感的な人間関係を築こうとする態度を育てるトロロっ子遊び(縦割り活動)
- 公開日
- 2016/03/23
- 更新日
- 2016/03/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は「互いに求め合い、高め合える共感的な人間関係を築こうとする態度を育てる」ため、求める子ども像を次の三つに設定し、現職教育に取り組んでいます。
○思いやりがあり、相手の立場に立って考え、行動できる子
○規律を守り、集団の一員としての自覚をもち、自分の役割や責任を果たそうとする子
○集団や他者との関わりの中で、自分に自信をもって思いを伝えようとする子
さらに低・中・高学年のそれぞれで目指す姿を設定し、「トロロっ子遊び」を年間12回ほど行っています。「トロロっ子遊び」とは、全校児童を1班8〜9名に分けた本校の伝統的な全校縦割り班活動の名称です。活動内容は、各班の6年生の班長が担当の教師と相談しながら、学年の異なる班員の子全員に楽しんでもらえる遊びを計画し、進めていきます。また、6年生だけでなく、班員一人一人が、集団の一員としての自分の在り方を見つめるPDCAサイクルを実行し、「トロロっ子遊び」に臨んできています。子どもたちは、4月の「1年生を迎える会」から回を重ねるごとに打ち解け合い、一人一人が学年に応じた役割を果たしながら、立場や考え方の異なる仲間を思いやる姿、楽しく活動している様子が見られるようになりました。最後の「6年生を送る会」では、次期リーダーとなる5年生を中心に、班全員で6年生に感謝の気持ちを伝えるよい会となりました。みんな一年間仲良く活動したトロロ班の仲間との別れを名残惜しんでいました。
子どもたちの声
「いっぱい遊べて、お兄さんたちとおしゃべりができて楽しかった。僕もあんなお兄さんになりたいな。」(1年)
「計画した遊びを、班のみんなが楽しく遊んでくれたり、協力してくれたりしたので、うれしかった。頑張って計画したかいがあった。」(6年)