【豊田市立井郷中】心を込めて、愛ある言葉を送ろう
- 公開日
- 2016/03/21
- 更新日
- 2016/03/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
中学1年生を対象に、メディアを介したコミュニケーションの難しさや怖さを実感させ、相手の気持ちを考えて言葉のキャッチボールをする大切さを考えさせる授業を実践しました。
コンピュータを使った実践でしたが、導入では、岩手県総合教育センターが開発した教材「スタモバ」を使い、文字だけのコミュニケーションを疑似体験をさせた。生徒は文字だけのコミュニケーションの面白さやその利便性について、相手の表情を描きながら楽しそうに活動していました。
次に、モデル文を使って、文字だけのコミュニケーションにおける問題について考えさせました。活動を円滑に進めるために、モデル文をコピー、貼り付けさせるようにしましたが、生徒たちはクリックや画面の切り替えなどで戸惑ってしまい、うまく進めることができない場面がありました。また、機械トラブルも起きてしまい、三つのモデル文の内、一つしか疑似体験させることができませんでした。
しかし、生徒は「相手の顔を想像する」「よく内容が分からないときは、相手に確認をとる。」「言葉を省略せず、言葉を意識して使う。」など、どのような方法をとれば、相手に誤解されずに、気持ちを伝えることができるか話し合うことができていました。
SNSという、簡単に周りの人とコミュニケーションを行うことができる現代だからこそ、どのような言葉を使えば、相手に自分の思いがきちんと伝わるのかを理解し、使っていくことが大切だと改めて感じました。