モラルBOX日記

【西尾市立西野町小】NHK「たった一言のちがいが…」を活用した実践

公開日
2016/07/01
更新日
2016/07/01

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の適切な使用が望まれる現在、児童・保護者にSNSの適切な使い方、その危険性、家庭での約束づくりなどの研修を進めている。児童に対しては、主に高学年を対象として情報モラルの授業を進めている。保護者には、4月のPTA総会において、PTA会長がSNSについて研修講話をしている。
 5月、5年生を対象として情報モラルの授業を行った。授業のねらいは、「SNSでのコミュニケーションについて、実際のコミュニケーションとの違いに気づき、実生活にいかすことができる」である。NHKの番組スマホ・リアル・ストーリーから、映像資料「たった一言のちがいが…」を活用した。

 番組を視聴した後、はじめに「主人公以外の3人の行動についてどう考えたか」を話し合った。「いくら怒れても、無視しちゃ駄目」、「何で、いじめるまでになったのだろう」、「?の一文字がなかっただけなのに、勘違いしてしまうんだね」などの意見が出た。次に、「ネット上のコミュニケーションで、気を付けなければならないことは何でしょう」という問題について話し合った。「文字だけのコミュニケーションでは、気持ちがうまく伝わらないことがある」、「勘違いすると、相手を傷つけてしまうこともある」、「大切なことは、直接話した方がよい」などの意見が出た。

 SNSはとても便利だが、使い方を誤ると大変なことも起こり得ることを正しく理解させることが大切である。今後も繰り返し指導していきたい。