【知立市立八ツ田小学校】インターネット依存の心と身体への影響
- 公開日
- 2016/07/01
- 更新日
- 2016/07/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
5年生児童、児童保健委員会の5、6年生、PTA委員の方が集まり、メディアを中心にした依存について学校保健委員会を開催し、病院の先生に「インターネット依存の心と身体への影響」というテーマで講話をしていただきました。
まず、保健委員会の児童がメディアに関する校内アンケート(5年生対象)の結果を発表しました。アンケートの結果より、メディアについて家の人とルールがある子とない子が半数ずつであること、ゲームや携帯電話をリビングでやる子が70%であること、ゲームは楽しくて熱中してしまいやすいということが分かりました。
その後、講話では、依存で起きる脳の変化など以下のようなことを教えていただき、インターネット依存の心と身体への影響について理解を深めました。
・ゲーム依存になると脳から幸せホルモンが出にくくなり、ゲーム以外では「楽しい」と 感じられなくなる。
・ゲームをやめると2週間で幸せホルモンが出るようになる。
・ゲームの光(ブルーライト)は目覚めの作用があり、寝る前に浴びると眠れなくなって しまうので、寝る前はゲームをしないようにする。
・依存を予防する三つのポイントは、夜間はやらない、依存症の基準未満でもまずいと感 じたら止める、時々数日以上デジタルから離れ神経をリセットする。
子どもたちの感想には、「人間の脳はゆっくり変化するものには気づきにくいので、いつの間にかゲーム依存になってしまうことが分かり、こわいなあと思った」「ルールを決めてやりすぎに注意したい」など講話から学んだことを意識したものが多く見られました。参加された保護者からは、「親が子どもと話し合い、ルールを作ること、ルールを守れるように見守ることが大切だと思った」といった感想が寄せられました。