モラルBOX日記

【西尾市立福地南部小】いじめ防止!問題解決的な道徳学習

公開日
2016/08/01
更新日
2016/08/01

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 福地南部小学校は、子どもたちにいじめを生まない人間関係を構築させようと、社会性が大きく変わる3年生で、友人関係を考えさせえる取組を行いました。
 友情や礼儀などの内容項目で、子どもに討論させる問題解決的な道徳の授業を複数展開しました。同時期に、クラスでの集団遊びを自分たち自身で計画し、問題も解決していく体験的な学習も行いました。さらに、学校司書による友達関係のブックトークや読み聞かせ等も行いました。

 問題解決的な道徳の授業では、授業の前半で資料の価値を確認し、後半で課題についてグループ対話を行い、最後に話し合ったことをまとめるという流れです。基本的に価値を確認してから、それを実現させるための見通しをもたせるように授業を工夫しました。資料としては、「友達づくりのひみつ(自作)」「ことばのまほう」「貝がら」「ドッジボール」等の道徳の授業を展開していきました。

 4月当初から、小さなトラブルが絶えなかった3年生でしたが、こうした取組を通して、クラスの雰囲気もとても落ち着いて温かいものになりました。アンケートでも、「友達への接し方を工夫して変えた」という児童がほとんどだったことからもその成果が分かります。

学習のまとめとして、子どもたちのつくった川柳の一部を紹介します。
・君のこと いっぱいいっぱい 知りたいな
・「ありがとう」 きずなふかめる 合言葉
・一人じゃない みんないるから だいじょうぶ
・友だちよ こまったときは よんでくれ
・「だいじょうぶ」 まほうの言葉で 元気でる
・がんばろう しっぱいしても いいんだよ
・友だちと いろんなことに チャレンジだ
・たすけ合う がんばるゆう気 わいて出る
・友だちと うれしい気もち 分かち合う
・友だちは たがいにつくる 宝物
・友だちは 心の中に 住んでいる
 これらの川柳からも、子どもたちは、友情について多角的に考えることができたと考えています。