モラルBOX日記

【西尾市立一色南部小】4年生の心を育てる取り組み〜1年生との交流を通して〜

公開日
2016/08/01
更新日
2016/08/01

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、次年度から高学年として学校の中核を担う4年生の成長が重要であると捉えています。4年生は、低学年の子と関わる機会は少なく、そのため上学年の意識を持ちにくいという実態があります。そこで、低学年と関わる場を積極的に持たせたいと考え、『絵をかく会』を一つの機会と捉えました。 

 1年生は、学校で飼育する烏骨鶏(うこっけい)を描きます。ところが、「もっと近くで、とさかや足の形を見たいな」「さわってみたいな」という思いを持ちながらも、怖さもあり、なかなか実行できません。そこで、飼育を担当する4年生の子どもたちに、烏骨鶏と触れ合うお手伝いをしてはどうかと持ちかけました。子どもたちは大喜びです。

 4年生の子どもたちは、1年生の子どもたちが安心して聞けるように、笑顔ではっきりと名前を言い、相手と目線を合わせて話せばいいのではないかと考えました。実際の自己紹介で実践し、1年生の子たちは、自然と笑顔になりました。
 また、1年生の子が烏骨鶏と触れ合う前に4年生の子どもたちには、「自分たちが世話の中で気をつけてきたことを伝えてあげよう」という話をしました。子どもたちは、見守ることと本当にやってはいけないことについて話し合い、『大きな声を出さない』『優しく触る』『走って追いかけない』ことについては注意することにしました。活動の最中、1年生の子が大きな声を出すと、4年生の子たちは「静かにして」と声を出す代わりに、人差し指を口元に当てる姿が見られました。1年生が触る前に、触り方のお手本を示す姿も見られました。

 後日、1年生の子どもたちが心をこめて書いてくれたお礼の手紙を、真剣に読む4年生の子どもたちの姿があり、1年生と関わるきっかけ作りができました。このような取組を継続することで、心の教育を一層推進していきたいと考えています。