【設楽町立田口小学校】ルールを守ることは自分を守ること
- 公開日
- 2016/08/10
- 更新日
- 2016/08/10
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
2年生を対象に「ゲームにむちゅうになると…」(参考:「情報化社会の新たな問題を考えるための教材〜安全なインターネットの使い方を考える〜」)の授業を行いました。
子どもたちの会話の中によくゲームの話題が出ます。「ゲームについて」のアンケートや会話を通して、ゲームを楽しいものとだけ感じていることが分かりました。そこで、使い方によっては怖いものにもなることを知り、ルールを守ることの大切さを感じることをねらいとして授業を行いました。
授業では、オンラインゲームがやめられなくなってしまった男の子の話の動画を見て、男の子の気持ちを考え、自分の生活を見つめ直しました。
子どもたちは、「休みの日だけ」「1日15分」「宿題をやってから5時まで」など、おうちの人との約束ごとを決めていました。それをきちんと守っている子がほとんどでしたが、「約束は守っているけれど、ちょっとゲームの時間が長い気がするので気をつけようと思う」という意見も出ました。
「楽しいのは分かるけれど、自分で決めたのだから、約束は守らないといけない」「学校で眠くて勉強ができなかったり、友達と遊ぶのが面倒になったりすると、学校が楽しくなくなるから駄目だと思う」など、ルールを守ることが自分の体や心を守ることにもつながることに気付くことができました。
オンラインゲームをしている子は少ないようですが、「友達と通信している」という子は多く、インターネットへの接続につながると考え、最後にインターネットの恐ろしさ(知らない人と知らないうちにつながること、誤った情報が流れていることもあること)についても触れました。
夏休みに向けて、子どもたちだけでなく、保護者にも「ゲームやタブレットなどインターネットはルールを決めて使うこと」をお願いしました。ルールを守って健全に、そして安全に過ごしてほしいと思います。