【知立市立知立西小】高齢者擬似体験
- 公開日
- 2016/08/16
- 更新日
- 2016/08/16
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、福祉実践教室を高学年を中心に開いています。5年生では、車椅子体験、手話教室、点字教室などを行いました。また、6年生では、高齢者擬似体験として、腕や足におもりをつけ、耳栓をして、視野を狭めたゴーグルをつけました。手には、ビニール手袋と軍手をしました。そして、階段の上り下り、文字を書く、物を数える、穴の開いた飾りにひもを通す、電卓を使って計算するなどの活動を行いました。高齢者の疑似体験をすることで、ふだんお年寄りがどんなことに困っているかを理解し、手助けできそうなことがないかを考える良い機会としています。
以下は、疑似体験を終えた、子どもたちの感想です。
「ぼくは、今日、高齢者擬似体験をして、改めておじいちゃん、おばあちゃんはすごいんだと思いました。ぼくは、年寄りは遅くて前を歩いていたらじゃまだなと思いながら歩いていたけど、高齢者疑似体験をして、お年寄りのつらさがわかったので、もう遅いと思わないはずです。ぼくも、いずれはこういうふうになるので今日の高齢者擬似体験をして未来に備えることができたかなと思います」
「私は、今日、高齢者擬似体験をやりました。高齢者になったときには、手や足を自由に動かすことはできず、身に着けたものはとても重くて高齢者は大変なことが分かりました。ゴーグルを着けると目がぼやけて見えて、字は上手に書けず、全く字や数字が見えず大変でした。私はこの体験をして思ったことは、高齢者は、足や手をうまく動かせず、毎日、すごく大変だと思いました。階段の上り下りで困っている人がいたら助けたいです」