モラルBOX日記

【豊橋市立つつじが丘小】ふれあいタイム〜異学年交流〜

公開日
2016/08/22
更新日
2016/08/22

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 つつじが丘小学校では、1年生から6年生を42班(1班14〜15人)にわけ、たてわり班(ふれあい班)活動をしています。
 毎月1〜2回、木曜日に『ふれあいタイム』があります。給食の後にある掃除の時間をなくし、昼の休み時間を長くします。何をして遊ぶかについてを6年生が考え、班のみんなで遊んでいます。遊ぶ場所は、運動場、体育館、教室、オープンスペースです。6年生は、それぞれの場所でできる遊びを考え、担当の先生に相談をします。運動場や体育館では、ドッジボールや「どろけい」、「おにごっこ」やポートボールなど、元気いっぱい動き回る遊びが人気です。教室やオープンスペースでは、フルーツバスケットやいす取りゲーム、ハンカチ落としが人気です。
 6年生は、1年生から6年生まで、みんなが楽しく遊べるように工夫をしています。例えば、ドッジボールで遊ぼうと考えた班は、1・2年生は利き手で投げる、3、4年生は利き手ではない方の手で投げる、5、6年生は地面にボールを転がすという感じで、低学年でも怖がらずに遊べるように工夫しています。「どろけい」や「おにごっこ」では、みんなが本気になって走り回ったり、低学年が高学年をつかまえて喜んだりという姿も見られます。6年生は、遊びの内容に応じて、みんなが楽しく遊べるようにルールを工夫しています。
 ふれあいタイムが終わると、子どもたちは汗びっしょりになって教室へ戻ってきます。「楽しかった」「今日は6年生のお兄ちゃんをつかまえたよ」と言いながら、笑顔いっぱいです。また、夏休み前に実施したアンケートでは、「ふれあいタイムが好き」「いつも楽しい」と答えている子がたくさんいました。
 元気いっぱい遊んでいると、転んでけがをしてしまうこともあります。特に、低学年がけがをすることが多いです。そういうときにも、高学年がお世話をしています。傷口を洗ってあげたり、場合によっては保健室へ連れて行ってあげたりします。
 高学年は、下級生に優しく接する気持ちを覚え、それを実践していこうとがんばっています。下級生は高学年のこういった姿を目にし、自分より下の学年の子に対する接し方を学んでいるように感じます。

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