【新城市立千郷中】千郷中生のちいさなボランティア= Chisaボラ
- 公開日
- 2016/08/23
- 更新日
- 2016/08/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
全校365名、1年4クラス、2年3クラス、3年4クラスの学校規模です。昨年度までも地域の資源回収や交通立ち番など、ボランティア活動が自然にできる生徒が多い学校でした。せっかくやる気があるのならと、一人の教員の呼びかけで昨年度末から始まったのが「Chisaボラ」というボランティア推進活動です。
活動としては、ボランティアのアイデアがある教員が求人票を作成し、掲示します。生徒が求人票に名前を書きます。打合せをした後、活動となります。この活動は、ボランティアに気軽に参加する気持ちを育てるとともに、災害時に開設されるボランティアセンターの活動も想定して行っています。最終的には、生徒が求人票を作ることで、生徒自ら学校を動かしていく姿勢を養います。
はじめは、人が集まるのかと心配しましたが、毎回、求人票はきっちり埋まり、ボランティアに熱心なリピーターもたくさん現れ、今となっては本校に欠かせない力となっています。ボランティアは、写真の「小学生への読み聞かせ」のように練習の必要な活動もありますが、終えた後、生徒がいい顔になるのは自信の表れでしょうか。
生徒の感想には「6年生の教室に行ったのですが、みんなとても真剣に聞いてくれてうれしかったです。読み聞かせをしていたら、残り2ページあるのに他のクラスが終わっていて焦りました。緊張したけれど、褒めてくれた人がいてうれしかったです。次もがんばりたいです」とありました。
この他、地域を元気にするために行った「プレーパーク」では小学生と一緒に遊んだり、「ひまわりのわ」運動では自宅で奇跡のひまわりを育てたりするなどのボランティアを行い、生徒の良い姿がいろいろなところで見られています。