【刈谷市立双葉小】情報モラルの授業を通して
- 公開日
- 2016/08/29
- 更新日
- 2016/08/29
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、高学年になると道徳の時間で、DVD教材やパソコンを使って、情報モラルについての学習を行います。4年生は、ネットゲームを通して、個人情報の流出の危険性や、課金による金銭の問題について学んだり、メールのやりとりから起こる問題について学んだりしました。
「ネットゲーム」については、やり過ぎによる身体への影響だけでなく、ゲームで使用するアイテムをグレードアップさせるためなどの課金によって、膨大な金額を払わなければならなくなってしまった事例や、個人情報の流出による被害の事例などを知り、楽しさの裏にある怖さを知りました。また、「メールでの気持ちの伝え方」では、相手に送ったメールが言葉足らずの文であったり、「何で来るの?」などのように受け取り方が一つでない文であったりしたことで、友達関係が崩れてしまった例を知りました。
児童からは「遊ぶなら家の人とルールを決めて、それを守って遊ばないといけない」「ゲームをやっているだけだと思っていたのに、大金を払わなければいけなくなったり、事件に巻き込まれてしまったりして怖いなと思った」「メールは連絡するのに楽だけど、言葉の使い方を気をつけないととんでもないことになることが分かった」などの感想が出ました。
しかし、ネットゲームやメールなどの使い方については、子どもだけでは守りきれないことも多いので、今後は保護者の方にも理解、協力が得られるような工夫をしていきたいと思っています。